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森山大道: DAIDO SLIDE 【表紙:左向き(LEFT)】
¥9,900
森山大道: DAIDO SLIDE 【表紙:左向き(LEFT)】 ★表紙全2種:(三沢の犬が)左向き(LEFT)/右向き(RIGHT) ★頁数:168頁 ★写真点数:140点 ★表紙以外の本文は共通 ─── 森山大道の軌跡と視点を改めて辿る写真集 本書は、1999 年にサンフランシスコ近代美術館で開催された「Daido Moriyama: Stray Dog」展でスライド上映されたフィルムが、四半世紀の時を経て発見されたことをきっかけに制作されました。この展覧会は、その後アメリカやヨーロッパを巡回し、森山大道が世界の舞台に向けて歩み出す契機となり、国際的な活躍へとつながっていきました。 当時(1999 年)、森山大道が自作を選び、スライドフィルムに焼き付けた140 点の作品を収録。 編集・造本設計・出版を手掛けたのは、日本を代表する造本家の町口覚。 表紙には、森山の代表作「三沢の犬(Stray Dog)」を採用し、表焼き・裏焼きふたつのデザインを制作。 撮影時(1971年/青森県三沢市)から世に広まる過程で、表焼き・裏焼きのふたつの作品が存在することを表しています。さらに、世界の第一線で活躍する4名のキュレーターが、森山との出会いについて綴ったエピソード(英語)を掲載。森山自身がそれぞれのエピソードを読み、当時を振り返った貴重な談話(英語)も収められています。 日本発売の特典として、これらのテキストをすべて翻訳した「和訳冊子」が付属しています。 世界最大級の写真フェア「PARIS PHOTO 2024」で発表され、大きな話題を呼んだ本書にぜひご注目ください。 ─── 写真・テキスト:森山大道 編集・造本設計:町口覚 デザイン:清水紗良(MATCH and Company., Ltd.) テキスト: サンドラ・S・フィリップス(サンフランシスコ近代美術館) エルベ・シャンデス(カルティエ現代美術財団) サイモン・ベーカー(ヨーロッパ写真美術館) チアゴ・ノゲイラ(モレイラ・サレス財団) 協力:森山大道写真財団 判型:縦144mm/横210mm 頁数:168頁 写真点数:140点 仕様: 糸縢り上製本、スリーブケース入り 言語:英語 ★日本発売の特典として「和訳冊子」が付属。 発行人:町口覚 発行所:bookshop M Co., Ltd. ©2024 Daido Moriyama Photo Foundation, bookshop M Co., Ltd. Book Design ©2024 MATCH and Company Co., Ltd. ─── 森山大道(もりやま・だいどう) 1938年大阪生まれ。岩宮武二、細江英公のアシスタントを経て1964年独立。写真雑誌などで作品を発表。1967年「にっぽん劇場」で日本写真批評家協会新人賞受賞。1968年から1970年にかけて写真同人誌「プロヴォーク」に参加。ハイコントラストや粗粒子画面の作風は“アレ・ブレ・ボケ”と評され、写真界に衝撃を与える。世界的評価も高く、2018年、フランス政府より芸術文化勲章「シュヴァリエ」が授与。2019年、ハッセルブラッド財団国際写真賞受賞。現在も世界各国で個展を開催するなど、精力的に活動を行っている。
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森山大道: DAIDO SLIDE 【表紙:右向き(RIGHT)】
¥9,900
森山大道: DAIDO SLIDE 【表紙:右向き(RIGHT)】 ★表紙全2種:(三沢の犬が)左向き(LEFT)/右向き(RIGHT) ★頁数:168頁 ★写真点数:140点 ★表紙以外の本文は共通 ─── 森山大道の軌跡と視点を改めて辿る写真集 本書は、1999 年にサンフランシスコ近代美術館で開催された「Daido Moriyama: Stray Dog」展でスライド上映されたフィルムが、四半世紀の時を経て発見されたことをきっかけに制作されました。この展覧会は、その後アメリカやヨーロッパを巡回し、森山大道が世界の舞台に向けて歩み出す契機となり、国際的な活躍へとつながっていきました。 当時(1999 年)、森山大道が自作を選び、スライドフィルムに焼き付けた140 点の作品を収録。 編集・造本設計・出版を手掛けたのは、日本を代表する造本家の町口覚。 表紙には、森山の代表作「三沢の犬(Stray Dog)」を採用し、表焼き・裏焼きふたつのデザインを制作。 撮影時(1971年/青森県三沢市)から世に広まる過程で、表焼き・裏焼きのふたつの作品が存在することを表しています。さらに、世界の第一線で活躍する4名のキュレーターが、森山との出会いについて綴ったエピソード(英語)を掲載。森山自身がそれぞれのエピソードを読み、当時を振り返った貴重な談話(英語)も収められています。 日本発売の特典として、これらのテキストをすべて翻訳した「和訳冊子」が付属しています。 世界最大級の写真フェア「PARIS PHOTO 2024」で発表され、大きな話題を呼んだ本書にぜひご注目ください。 ─── 写真・テキスト:森山大道 編集・造本設計:町口覚 デザイン:清水紗良(MATCH and Company., Ltd.) テキスト: サンドラ・S・フィリップス(サンフランシスコ近代美術館) エルベ・シャンデス(カルティエ現代美術財団) サイモン・ベーカー(ヨーロッパ写真美術館) チアゴ・ノゲイラ(モレイラ・サレス財団) 協力:森山大道写真財団 判型:縦144mm/横210mm 頁数:168頁 写真点数:140点 仕様: 糸縢り上製本、スリーブケース入り 言語:英語 ★日本発売の特典として「和訳冊子」が付属。 発行人:町口覚 発行所:bookshop M Co., Ltd. ©2024 Daido Moriyama Photo Foundation, bookshop M Co., Ltd. Book Design ©2024 MATCH and Company Co., Ltd. ─── 森山大道(もりやま・だいどう) 1938年大阪生まれ。岩宮武二、細江英公のアシスタントを経て1964年独立。写真雑誌などで作品を発表。1967年「にっぽん劇場」で日本写真批評家協会新人賞受賞。1968年から1970年にかけて写真同人誌「プロヴォーク」に参加。ハイコントラストや粗粒子画面の作風は“アレ・ブレ・ボケ”と評され、写真界に衝撃を与える。世界的評価も高く、2018年、フランス政府より芸術文化勲章「シュヴァリエ」が授与。2019年、ハッセルブラッド財団国際写真賞受賞。現在も世界各国で個展を開催するなど、精力的に活動を行っている。
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森山大道: DAIDO SLIDE 【表紙:両サイド】セット
¥19,800
森山大道: DAIDO SLIDE SET 【表紙:両サイド】 セット ★表紙全2種:(三沢の犬が)左向き(LEFT)/右向き(RIGHT) ★頁数:168頁 ★写真点数:140点 ★表紙以外の本文は共通 ★送料無料 ─── 森山大道の軌跡と視点を改めて辿る写真集 本書は、1999 年にサンフランシスコ近代美術館で開催された「Daido Moriyama: Stray Dog」展でスライド上映されたフィルムが、四半世紀の時を経て発見されたことをきっかけに制作されました。この展覧会は、その後アメリカやヨーロッパを巡回し、森山大道が世界の舞台に向けて歩み出す契機となり、国際的な活躍へとつながっていきました。 当時(1999 年)、森山大道が自作を選び、スライドフィルムに焼き付けた140 点の作品を収録。 編集・造本設計・出版を手掛けたのは、日本を代表する造本家の町口覚。 表紙には、森山の代表作「三沢の犬(Stray Dog)」を採用し、表焼き・裏焼きふたつのデザインを制作。 撮影時(1971年/青森県三沢市)から世に広まる過程で、表焼き・裏焼きのふたつの作品が存在することを表しています。さらに、世界の第一線で活躍する4名のキュレーターが、森山との出会いについて綴ったエピソード(英語)を掲載。森山自身がそれぞれのエピソードを読み、当時を振り返った貴重な談話(英語)も収められています。 日本発売の特典として、これらのテキストをすべて翻訳した「和訳冊子」が付属しています。 世界最大級の写真フェア「PARIS PHOTO 2024」で発表され、大きな話題を呼んだ本書にぜひご注目ください。 ─── 写真・テキスト:森山大道 編集・造本設計:町口覚 デザイン:清水紗良(MATCH and Company., Ltd.) テキスト: サンドラ・S・フィリップス(サンフランシスコ近代美術館) エルベ・シャンデス(カルティエ現代美術財団) サイモン・ベーカー(ヨーロッパ写真美術館) チアゴ・ノゲイラ(モレイラ・サレス財団) 協力:森山大道写真財団 判型:縦144mm/横210mm 頁数:168頁 写真点数:140点 仕様: 糸縢り上製本、スリーブケース入り 言語:英語 ★日本発売の特典として「和訳冊子」が付属。 発行人:町口覚 発行所:bookshop M Co., Ltd. ©2024 Daido Moriyama Photo Foundation, bookshop M Co., Ltd. Book Design ©2024 MATCH and Company Co., Ltd. ─── 森山大道(もりやま・だいどう) 1938年大阪生まれ。岩宮武二、細江英公のアシスタントを経て1964年独立。写真雑誌などで作品を発表。1967年「にっぽん劇場」で日本写真批評家協会新人賞受賞。1968年から1970年にかけて写真同人誌「プロヴォーク」に参加。ハイコントラストや粗粒子画面の作風は“アレ・ブレ・ボケ”と評され、写真界に衝撃を与える。世界的評価も高く、2018年、フランス政府より芸術文化勲章「シュヴァリエ」が授与。2019年、ハッセルブラッド財団国際写真賞受賞。現在も世界各国で個展を開催するなど、精力的に活動を行っている。
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中里唯馬: Fade (M label No.48)
¥3,300
中里唯馬作品集「Fade」M label No.48 写真・言葉:中里唯馬 編集・造本設計:町口覚 デザイン:清水紗良(MATCH and Company., Ltd.) 判型:縦 168mm/横 237mm 頁数:本文32頁 写真点数:29点 仕様:並製本糸中綴じ/日本語ペラ入り 発行:bookshop M ─── 2B Channel(YouTube) 中里唯馬インタビュー『FADE』 2月22日(土)12:00 配信開始! https://www.youtube.com/watch?v=WWeyEnO_1VE 中里唯馬作品集「FADE」リリース(PDF) https://acrobat.adobe.com/id/urn:aaid:sc:AP:a621175d-2104-5b97-b130-88bffc4d711b ─── 砂漠が語る宇宙と巨大ナマズの物語は衣服に宿るか ─中里唯馬 ─── 現在、日本人として唯一、パリ・オートクチュールウィークに自身の名を冠したブランド「YUIMA NAKAZATO」で公式参加を果たしてきたファッションデザイナー、アーティスト・中里唯馬。名門、アントワープ王立芸術アカデミーファッション科を、日本人最年少で修士課程を修了。壮大な世界観で年二回発表されるコレクションは世界のファッションシーンを揺るがし続けている。 2024年、中里は世界各地の民族衣装を探求する旅の中で、エジプトの砂漠に立っていた。 乾いた大地を見つめたとき、彼の脳裏に浮かんだのは、地中深く眠る巨大なナマズ─それは神話か、幻か。 衣服と環境の関係に問いを投げかけながら、彼はすでに“その先”を見つめていた。 人類が消え、砂漠化した東京。そこに埋もれた文明の遺物としての衣服。 そして、作品集『FADE』が生まれた。 本書には、中里自身がカメラを手に、エジプトの砂漠で撮影した写真が収められている。 衣服に込めた思想、未来への眼差しが、ひとつひとつのカットに宿る。 衣服と人類の未来を見据えた、中里唯馬の壮大な旅。 その断片が、いまここに記録される。 中里唯馬が見た未来を、ぜひご高覧ください。 ─── 砂漠が語る宇宙と巨大ナマズの物語は衣服に宿るか ここは、数千万年前は海の底だったと伝えられている。 私は、広大なサハラの一角にある白砂漠という場所を訪れていた。 この惑星に宿る、遥かなる記憶に想いを馳せたいと思ったのだ。 幾何学的な都市空間の中にいた私が、 今は巨大キノコのような岩が乱立する景色の上に立っている。 記憶と夢と想像と現実と、様々な世界が脳内で混ざり合い、 一体自分自身がいつどこにいるのかわからなくなる。 日が沈むと、白砂漠はその姿を一変させた。 暗闇の中、砂の大地は強風でゆらゆらとうねり、 まるで液体のようにその姿を変化させていた。 地中に何か巨大な生き物がいる。 一度その想像をするとしつこく頭から離れない。 長い夜は明け、再び太陽が昇り始める。 ここは、未来の東京。 中里唯馬 ※本書掲載あとがき(日本語ペラ)より ─── 展覧会のご案内 中里唯馬「YUIMA NAKAZATO 展」 —砂漠が語る宇宙と巨大ナマズの物語は衣服に宿るか— 会期:2025年 2月3日(月)→ 2月16日(日) 会場:東京シティビュー 六本木ヒルズ森タワー52階 〒106-0032 東京都港区六本木6-10-1 開館時間:10:00–20:00(最終入場:19:30) ─── 中里唯馬(なかざと・ゆいま) 1985年生まれ。2008年、ベルギー・アントワープ王立芸術アカデミーファッション科を卒業。2016年7月にはパリ・オートクチュール・ファッションウィーク公式ゲストデザイナーの1人に選ばれ、現在に至るまで日本人として唯一、パリ・オートクチュール・ファッションウィークにてコレクションを 発表し続けている。近年では、単独回顧展“BEYOND COUTURE”がフランスの公立美術館であるカレー・レース・ファッション美術館にて開催された。アメリカのボストン・バレエ団やスイスのジュネーブ国立劇場等で行われるオペラやバレエ等、舞台芸術の衣装デザインを行う。 また、自らが発起人となり、未来を担う次世代のクリエイターのためのファッション・アワード FASHION FRONTIER PROGRAMを創設。
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石川竜一: Sunset "SIGNED" (M label No.47)
¥3,300
石川竜一作品集「Sunset」M label No.47 限定1000部(サイン、エディションナンバー) 写真・言葉:石川竜一 編集・造本設計:町口景 判型:縦 237mm/横 168mm 頁数:本文32頁 写真点数:30点 仕様:並製本糸中綴じ 発行:bookshop M ─── 2B Channel(YouTube) 石川竜一の「絶景」と新作『Sunset』 2月1日(土)12:00 配信開始! https://youtu.be/054HMbtvtOk?si=ITq8i8s2lwguU4q1 石川竜一作品集「Sunset」リリース(PDF) https://acrobat.adobe.com/id/urn%3Aaaid%3Asc%3AAP%3A3b8c7417-ff24-4388-956a-16ea54df5d57/?x_api_client_id=adobe_com&x_api_client_location=compress_pdf%E3%80%80 ─── 2024年、写真家・石川竜一は、 韓国のソウル・ソンスドンの街で、 その「壁」と出会った。 ─── 古い工場をリノベーションし、韓国最先端のファッション&カルチャーの拠点として生まれ変わった街・ソンスドン。 新旧が交錯する街で、石川はレンガ造りの壁に木の枝が影を落とす夕刻のたった2時間、カメラを手に、道ゆく人を撮り続けた。 本作は、20世紀アメリカのドキュメンタリー写真を代表する写真家のウォーカー・エヴァンスが、 労働者を取り続けた「Labor Anonymous」にオマージュを捧げた作品である。 韓国最先端のファッションに身を包んだ若者、戦後を生き抜いてきた老人、軍服に身を包んだ青年たち─。 石川の目を通して記録された、消費者としての現代韓国人の姿に、我々もまた、同じ壁の前を歩いていることに気付かされる。 『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits 2010-2012』(2014)で、 第40回木村伊兵衛写真賞を受賞した石川は、生まれ育った沖縄を拠点に作品を撮り続けている。 2021年には、山に分け入り、自然の中で自ら狩猟し、食した生物の臓器を撮った『いのちのうちがわ』を発表。 2022年には、それまでの集大成となる『zk』を発表した。 「絶景」から「zk(ゼッケイ)」へ。石川は言う。 「『zk』は、写真を撮ることで見えてくる、自分の内側と外を分かつもの」である─と。 故郷・沖縄を離れ、韓国で石川がみつけた「zk」とは何だったのか。 石川竜一が切り撮った“夕暮れのひととき”をご高覧ください。 ─── Consumer Anonymous どのようなことでも同じなのかもしれないが、 今ここにいることに、大した理由なんてなく、 そこに何かしらの意図や思惑があったとすれば、 そのほとんどは、生きようとするどうしようもなさを除いては、 社会的な何かなのかもしれない。 かろうじて、間接的に、生活と繋がっているようでもある、 消費者の視線。 細菌のように増殖していくショッピングストリート 立ち並ぶブランドショップ 行き交う人々 身を飾る肩書きと、そのコピーの数々 流行りの飲食店で付けたシミ それはとめどなく湧き出る欲望に纏わりついた哀愁のようだ そんな思いの先に現れた景色 歴史を思い起こさせるレンガの壁 傾いた太陽の光によって、重なるように落ちた木影 その自明的であるような意味に救いを求めていたのかもしれない 彷徨う肉体 引き剥がされた知性 それらを繋ぐ精神 消費とは、人のつくり出した意味の消滅であり、物質が続けてきた変換運動であり、 エネルギーのインフレーションでもある。 石川竜一 ※本書掲載あとがきより ─── 石川竜一 (いしかわ・りゅういち) 1984年沖縄県生まれ。2010年、写真家 勇崎哲史に師事。2011年、東松照明デジタル写真ワークショップに参加。2012年「okinawan portraits」で第35回写真新世紀佳作受賞。 2015年、第40回木村伊兵衛写真賞、日本写真協会賞新人賞受賞。 主な個展に2014年「RYUICHI ISHIKAWA」gallery ラファイエット(沖縄)、「zkop」アツコバルー(東京)、「okinawan portraits」Place M(東京)、2015年「okinawan portraits」The Third Gallery Aya(大阪)、「A Grand Polyphony」Galerie Nord(パリ)、2016年「okinawan portraits 2012-2016」Art Gallery Artium(福岡)、「考えたときには、もう目の前にはない」横浜市民ギャラリーあざみ野(神奈川)、2017年「OUTREMER/群青」アツコバルー(東京)、2018年「zkop: a blessing in disguise」Yamamoto Keiko Rochaix (ロンドン)、2019年「home work」The Third Gallery Aya(大阪)、2021年「いのちのうちがわ」SAI(東京)、2022年「RECORDry」BD Gallry(名古屋)など。 主なグループ展に2016年「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」森美術館(東京)、「Body/Play/Politics」横浜美術館(神奈川)、2017年「日産アートアワード2017:ファイナリスト5名による新作展」BankART Studio NYK(神奈川)、2019年 「Oh!マツリ★ゴト 昭和・平成のヒーロー&ピーポー」兵庫県立美術館(兵庫)、「作家と現在ARTISTS TODAY」沖縄県立博物館・美術館(沖縄)、「Reborn-Art Festival」石巻(宮城)、2022年「国際芸術祭 あいち2022」常滑(愛知)など。 主な写真集に『okinawan portraits 2010-2012』、『絶景のポリフォニー』、『adrenamix』、『okinawan portraits 2012-2016』、『いのちのうちがわ』、『zk』(いずれも赤々舎)、『CAMP』(SLANT)などがある。
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苅部太郎: Typical World "SIGNED" (M label No.45)
¥3,300
苅部太郎作品集「Typical World」M label No.45 限定1000部(サイン、エディションナンバー、日本語ペラ入り) 写真・言葉:苅部太郎 編集・造本設計:町口覚 デザイン:清水紗良(MATCH and Company., Ltd.) 判型:縦 237mm/横 168mm 頁数:本文32頁 写真点数:30点 仕様:並製本糸中綴じ 発行:bookshop M ─── 2B Channel 苅部太郎「Typical World」 https://www.youtube.com/watch?v=jZWGE2QwrzQ ─── 光を失った洞窟の闇の中では、 自分の影と他者の影を見分けることは、難しい。 ―苅部太郎 ─── ここ数年にわたる生成AIの急速な進化は、人類に新たな可能性をもたらす一方で、未知の脅威も予感させています。 しかし、膨大なデータから生成されるものは、しばしば多様性を欠き、平均化された“典型的”な世界へと向かう傾向にあります。 本作は、画像生成AI「Stable Diffusion」を用い、「typical(典型的)」という言葉をプロンプトに組み込むことで、AIが“典型的”をどのように捉え、表現するのかを探求しています。 “典型的な平和”“典型的な大統領”“典型的なテロリスト”“典型的な愛”─。 無限の可能性を秘めていたはずの生成AIが生み出す“Typical World(典型的な世界)”には、 私たちの未来への問いが隠れています。 本書は、2024年11月に世界最大級の写真フェア〈PARIS PHOTO〉で発表され、欧州の読者から高い評価を受けました。 この度、2025年1月11日から2月9日まで、東京・渋谷のアートギャラリー〈HECTARE〉にて開催される、苅部太郎個展「洞窟の解剖学」に合わせて、国内での販売を開始いたします。 ─── 本作で使用したStable Diffusionは、現在世界中で使われている主な画像生成AIツールのひとつで、特定の地域の特定の企業が開発している。どこかの誰かのものの見方の物差しで作られている以上、生成される画像は一見虚構の世界だけで完結しているようでいて、現実の社会的規範や政治性、信念体系や偏見がたっぷりと反映されている。 画像生成AIで画像を生み出すプロンプトとして、「typical」に続けて、私の物差しで選んだ言葉を追加してみる。すると、いまのAIが見せたい典型的な世界が写し出される。そのTypical Worldは、あらゆる次元で現実世界と影響し合い、特定の世界観が増幅されている。 光を失った洞窟の闇の中では、自分の影と他者の影を見分けることは、難しい。 2024年9月27日 苅部太郎 ※本書掲載あとがき(日本語ペラ)より ─── 写真展のご案内 苅部太郎「洞窟の解剖学」 会期:2025年 1月11日(土)→ 2月9日(日) 会場:HECTARE 〒150-0047 東京都渋谷区神山町40-2 1F 営業時間:13:00–19:00(休廊日:月曜日/火曜日) ※1月18日(土)15時より、苅部太郎と造本家・町口覚によるトークイベントを行います。 https://www.hectaregallery.com/tarokaribe-anatomyofcaves 【HECTARE movie】 アーティスト/写真家・苅部太郎「洞窟の解剖学」 造本家・町口覚 HECTARE gallery https://www.youtube.com/watch?v=wq-ImbkydoI ─── 刊行記念フェアのご案内 会期:2025年 1月14日(火)→ 31日(金) 会場:代官山 蔦屋書店 2号館1階 アートフロア 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町16-15 営業時間:9:00–22:00(元日を除き年中無休) https://store.tsite.jp/daikanyama/event/art/44992-1430170108.html ─── 苅部太郎(かりべ・たろう) 1988年愛知県生まれ、東京都在住。 写真メディアや人・機械の認識システムの根源に立ち戻りながら、「ものを見る経験」の実相を考察する。心理学・感染症予防・金融・ITに携わった後に写真表現をはじめる。写真技術はHarry Gruyaert / Magnum Photosなど複数の写真家の助手などを通じて習得。 主な個展に「あの海に見える岩に、弓を射よ」MASQ(東京、2024)、「電子的穴居人」 HECTARE(東京、2023)、「沙織」京都国際写真祭 KG+ SELECT(京都、2021)、「Age of Photon/ INCIDENTS」IMA gallery(東京、2020)、「Saori」パディントン市庁舎, Head on Photo Festival(シドニー、2018)。グループ展にAuckland Festival of Photography(ニュージーランド、2024)、浅間国際フォトフェスティバル(長野、2023)、 「Platform 29.8」ANB Tokyo(東京、2022)、「LUMIX MEETS/ BEYOND 2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS #6」(パリ、Photo Saint Germain・アムステルダム、Unseen・東京、IMA gallery、2019)。主な受賞にMAST財団助成金ノミネート(伊、2024)、Japan Photo Award Elisa Medde賞(2024)、Tokyo Frontline Photo Award 川島崇志賞 (東京、2023)、第18回写真「1_WALL」ファイナリスト(東京、2018)など。
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西田航: NEW TOKYO "SIGNED" (M label No.46)
¥16,500
SOLD OUT
西田航作品集「NEW TOKYO」M label No.46 限定500部(サイン、エディションナンバー入り) 送料無料/一回のご注文で3点までとさせていただきます。 写真:西田航 https://www.youtube.com/hashtag/rtpp https://www.youtube.com/@WataruNishida 文章:石井朋彦(写真家・映画プロデューサー) 編集・造本設計:町口景(MATCH and Company Co., Ltd.) 印刷:山田写真製版所 製本:渋谷文泉閣 判型:縦227mm/横258mm 頁数:本文92頁 写真点数:84点 仕様:市松白布貼り上製本/表紙題箋貼り/背表紙タイトル箔押し/輸送用スリーブケース入り 言語:日英表記 発行:bookshop M ─── 数々の音楽・広告作品を手がけた後、YouTube上で新たな写真表現を追求し、チャンネル登録者数が10万人に迫る話題の写真家・西田航(にしだ・わたる)。 自身の原点である「COLOR OF」シリーズに立ち返り、造本家・町口景とタッグを組んで一年間にわたって作り上げた本作は、世界最大の写真フェア「パリ・フォト」で発表された。 これまで誰も描いたことのない東京を、日本の造本技術を駆使して一冊の本に封じ込めた本作は「パリ・フォト」で海外販売分が完売となり、大きな話題をさらった。 本作を手に入れるため、パリに渡った日本人ファンからも絶賛された本作がいよいよ、本邦初公開となる。 ─── 西田航(にしだ・わたる) 鹿児島県出身の写真家。 ラ・サール高校卒業後に上京し、早稲田大学へ進学。 在学中より広告写真やポートレートなどの商業作品を手がけ、現在は日本の写真文化への貢献を理念とし、写真活動に取り組んでいる。 被写体を建築物や自然の風景などに絞り込み、そこに存在する様々な表情を浮き立たせる作品を特徴とする。 個人作品は「GAZE」というテーマで展開されており、自身の作品集「COLOR OF シリーズ」では、都市の建物や街並みを独特の視点で色彩豊かに捉えた写真を発表している。 近年では、YouTubeの配信も行い登録者は70,000名を超え、写真展や講演会に出演し写真を愛する多くの人々に写真の魅力を伝えるべく積極的な活動を続けている。
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岩根愛: COHO COME HOME "SIGNED" (M label No.44)
¥3,300
岩根愛作品集「COHO COME HOME」M label No.44 限定1000部(サイン、エディションナンバー、日本語ペラ入り) 写真・言葉:岩根愛 編集・造本設計:町口覚 デザイン:清水紗良(MATCH and Company., Ltd.) 判型:縦168mm/横237mm 頁数:本文32頁 写真点数:33点 仕様:並製本糸中綴じ 発行:bookshop M ─── 「AOMORI GOKAN アートフェス2024」のメインビジュアルや公式グッズに使われている岩根愛の一枚の写真「The Opening」とは何なのか? ↓「AOMORI GOKAN アートフェス2024」 https://aomori-artsfest.com ↓「AOMORI GOKAN アートフェス2024 公式グッズ」 https://aomori-artsfest.com/article/goods-shop/ ─── 国際芸術センター青森で2024年7月13日から9月29日まで開催される「currents / undercurrents -いま、めくるめく流れは出会って」展〈後期〉に合わせ、岩根愛作品集『COHO COME HOME』を刊行します。 岩根愛は、写真集『KIPUKA』(青幻舎)で鮮烈なデビューを果たし、同作で木村伊兵衛写真賞、伊奈信男賞をダブル受賞。 その後も第3回プリピクテジャパンアワードを受賞するなど、活躍の場を世界に拡げています。 ↓「currents / undercurrents -いま、めくるめく流れは出会って」展〈後期〉 https://acac-aomori.jp/program/2024-1/ ─── 僭越ながら作家を問い詰め、文章を書いてもらい、その文章から言葉の断片を拾い並べ、その言葉の断片に沿って写真を選び出し、その写真を32ページの本の空間に、アーだコーだと配置したのが本作「コーホーカムホーム」です。 岩根愛が現在取り組んでいるプロジェクト「The Opening」のプロローグとなる作品集です。 造本家 町口覚 ─── [・・・] 2022年11月7日、初めてその瞬間の撮影に成功した。 前夜の雨が干潟の先端に流れ込み、左右に広がっていく。 ふくらんだ先端から、やがて一本の細い流れが溢れ出す。 寄せては返す満潮の波は次第に引き込み合うように近づき、 ついに堰き止められていた川の先端が海へと決壊した。 その瞬間、干潟に溜まっていた水が一斉に海へと向かっていく。 見たことのないような渦が生まれ、消えて、波へ、海へと引き込まれていった。 生き物のようなうねりがあちこちへと這いまわり、 やがて一時間ほどで渦は消える。 ずっとそこにあったかのように川は海へ注ぎ、大きく、太くなっていった。 私はいま、再会したマトールの河口に立つ。 新しい流れが、私の内でもいま、開いたところだ。 岩根愛 ─── 岩根愛(いわね・あい) 東京都出身、同地と福島県三春町拠点。カリフォルニアのペトロリアハイスクールにて、オフグリッド、自給自足の暮らしの中で学び、1996年より写真家として活動を始める。精力的なフィールドワークをベースに、移民を通じたハワイと福島の関わりなど、土地に根ざした人間の姿を追う。2018年『KIPUKA』(青幻舎)を上梓、第44回木村伊兵衛写真賞、第44回伊奈信男賞、第3回プリピクテジャパンアワード等受賞。
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山上新平: KANON "SIGNED" (M label No.43)
¥11,000
SOLD OUT
山上新平 作品集 「KANON」 M label No.43 著者サイン入り 写真・文章:山上新平 文章:幅允孝 編集・造本設計:町口覚 デザイン:清水紗良(MATCH and Company., Ltd.) 判型:縦228mm/横171mm 頁数:本文200頁 写真点数:116点 仕様: フナオカキャンバス貼り丸背上製本 表紙・裏表紙に題箋貼り 背表紙にタイトル箔押し スリーブケース入り 言語:日英表記 発行:bookshop M ─── 山上新平にとって、世界は複雑で触れ難いものだった。 カメラを手に山へと分け入り、そこにある木々を凝視して写真を撮る。 崖の上から、海に打ち寄せる波の表情を捉えて写真を撮る。 山上にとって、それが世界と触れあう唯一の手段だった。 ある日、山上の手に傷ついた蝶が止まった。その蝶は、傷を負っても飛ぼうとした。 その日から山上は、蝶の写真を撮りはじめた。 またたく命は、山上にとって世界と自分とを繋ぐよりしろとなった。 山上新平写真集「KANON」 3つの章からなる写真集は、安寧を恐れ、否定し続けてきた写真家の過去/現在/未来を、 蝶と共に舞い飛びながら追走する構成になっている。 KANON ─ それは、またたく命の輪唱 山上の写真には、現代を生きる私たちの絶望と希望が写っている。 ─── 山上 新平(やまがみ・しんぺい) 1984年神奈川県生まれ。東京ビジュアルアーツ卒業後、イイノ・メディアプロを経て、写真家として活動をはじめる。驚くべき視覚能力を駆使し、徹底して被写体に対峙しながら、写真を描き出す。グループ展「LUMIX MEETS/ BEYOND 2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS #3」(パリ/東京、2016)を皮切りに、2017年には「Daikanyama photo fair competition」にて奈良美智賞を受賞。その後、「山上新平展」思文閣(東京/京都、2019)、「The Disintegration Loops」POETIC SCAPE(東京、2019)などを経て、2022年デザイナーの皆川明(ミナペルホネン)発行による初めての写真集『Helix』を刊行。2023年、東京都写真美術館が主催の「見る前に跳べ 日本の新進作家 vol.20」に選出され、同展に合わせて造本家の町口覚による『Epiphany』(bookshop M、2023)を刊行。また『liminal (eyes) YAMAGAMI』(bookshop M、2022)を刊行し、同名の展覧会を旧大佛次郎茶亭(鎌倉、2023)で開催。 ─── 刊行記念展のご案内 会期:2024年 5月18日(土)→ 6月30日(日) 会場:POETIC SCAPE 〒153-0061 東京都目黒区中目黒 4-4-10 1F ※この刊行記念展は、 【八戸】八戸市美術館 ギャラリー1・2 2024年7月26日(金)〜8月7日(水) 【福岡】本屋青旗 2024年8月23日(金)〜9月8日(日) 【京都】PURPLE 2024年9月14日(土)〜10月6日(日) 【パリ】PARIS PHOTO 2024へ巡回します。
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森山大道: Daido Moriyama: Ango 【日本語版】
¥6,380
SOLD OUT
森山大道:Daido Moriyama: Ango【日本語版】 言葉:坂口安吾 写真:森山大道 造本:町口覚 判型:240 x 165mm(B5判変型) 頁数:188頁 写真点数:57点 上製本(スリーブケース入り) 発行元:bookshop M ─── 2B Channel 「町口覚と写真家の桜」 公開中! https://m.youtube.com/watch?v=pjXs6cDMxwQ&feature=youtu.be ─── 森山大道の撮り下ろしの桜の写真×坂口安吾の名作「桜の森の満開の下」 世界のアートブックファンが殺到した桜書物のマスターピース。 2024年、桜の季節を目前に残部希少の【日本語版】を 7年の時を超え、版元保存のヴィンテージを据え置き価格で限定再発売! ─── 虚空の下に 敬愛する二人の先人の其々の桜を、 一冊の本という空間の中で交配させてみたい、 という衝動で僕は、この本を編集し造本した。 そして、桜の花びらと 冷めたい虚空がはりつめているばかりの 書物が完成した。 何もない空間が、桜の森の満開の下にある と教えてくれた坂口安吾さん、 何もない空間を、意味なきままに埋め尽くす 半世紀前の桜の花びらと現在(いま)の桜の花びらを手渡してくれた森山大道さんに、 深く感謝いたします。 ─町口覚(本書あとがきより) ─── 坂口安吾(さかぐち・あんご)/小説家 1906年新潟市西大畑町生れ。本名は炳五。幼稚園の頃より不登校になり、餓鬼大将として悪戯のかぎりを尽くす。1926年、求道への憧れが強まり、東洋大学印度哲学科に入学するも、過酷な修行の末、悟りを放棄する。1930年、友人らと同人雑誌「言葉」を創刊、翌年6月に発表した「風博士」を牧野信一に絶賛され、文壇の注目を浴びる。その後、「紫大納言」(1939年)などの佳作を発表する一方、世評的には不遇の時代が続いたが、1946年、戦後の本質を鋭く把握洞察した「堕落論」、「白痴」の発表により、一躍人気作家として表舞台に躍り出る。戦後世相を反映した小説やエッセイ、探偵小説、歴史研究など、多彩な執筆活動を展開する一方、国税局と争ったり、競輪の不正事件を告発したりと、実生活でも世間の注目を浴び続けた。1955年2月17日、脳溢血により急死。享年48歳。主な小説に「真珠」「桜の森の満開の下」「夜長姫と耳男」など。 ─── 森山大道(もりやま・だいどう)/写真家 1938年大阪府池田市生まれ。デザイナーから転身し、岩宮武二、細江英公の助手を経て、1964年にフリーの写真家として活動を始める。1967年『カメラ毎日』に掲載した「にっぽん劇場」などのシリーズで日本写真批評家協会新人賞を受賞。 近年では、サンフランシスコ近代美術館(1999年・メトロポリタン美術館、ジャパンソサイエティー(ニューヨーク)巡回)、国立国際美術館(2011年)、テートモダン(ロンドン)で行われたウィリアム・クラインとの合同展(2012~ 13年)他、国内外で大規模な展覧会が開催され、国際写真センター(ニューヨーク)Infinity Award功労賞を受賞(2012年)するなど、世界的に高い評価を受けている。 ─── 町口覚(まちぐち・さとし)/造本家 1971年東京都生れ。デザイン事務所「マッチアンドカンパニー」主宰。森山大道、蜷川実花、大森克己、佐内正史、野村佐紀子、荒木経惟などの写真集をはじめ、映画・演劇・展覧会のグラフィックデザイン、文芸作品の装丁などを幅広く手掛け、常に表現者たちと徹底的に向き合い、独自の姿勢でものづくりに取り組んでいる。2005年、自ら写真集を出版・流通させることに挑戦するため、写真集レーベル「M」を立ち上げると同時に、写真集販売会社「bookshop M」を設立。2008年より世界最大級の写真の祭典「PARIS PHOTO」にも出展しつづけ、世界を視野に“日本の写真集の可能性”を追求している。2009年・2015年に造本装幀コンクール経済産業大臣賞、2014年東京TDC賞など国内外の受賞多数。
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山上新平: Epiphany "SIGNED" (M label No.42)
¥3,300
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山上新平 作品集「Epiphany」M label No.42 限定900部(サイン、エディションナンバー入り) 写真・言葉:山上新平 編集・造本設計:町口覚 デザイン:清水紗良(MATCH and Company., Ltd.) 判型:縦257mm/横182mm 頁数:本文32頁 写真点数:31点 仕様:並製本糸中綴じ 発行:bookshop M ─── 眼を閉じれば瞼が癒してくれる。 傷が増えるたびに写真も増えていけばそれでいい。 写真はいつも知らない世界に連れて行ってくれる。 ─── 東京都写真美術館で2023年10月27日から2024年1月21日まで開催される「見るまえに跳べ 日本の新進作家 vol.20」に合わせ山上新平作品集『Epiphany』を刊行します。 2022年7月、初の写真集『Helix』をデザイナーの皆川明(ミナペルホネン)発行により出版、同年11月には、写真集『liminal (eyes) YAMAGAMI』を小社 bookshop Mより出版しました。 ─── Epiphany いつも自分の内側は敏感でいたい。 それは、写真を自分の内側でやるためではない。 自分の外側で写真をやるために。感受するために。 全神経の感度を上げてゆけば、傷を受けてしまうこともある。 でも、それは大したことではない。 眼を閉じれば瞼が癒してくれる。 傷が増えるたびに写真も増えていけばそれでいい。 写真はいつも知らない世界に連れて行ってくれる。 思えば、半狂乱になりながらここまで写真をやってきたように思う。 徹底的に対峙する眼差しから始まって、 今は平凡で単一な時に眼差しが向かう。 それは、疲れて平均的な感度になったからではない。 単純な形態や姿ほど魂の類いがよく感じるから。 定着したはずの写真が動くような生きた写真。 そういう新たなフェーズに差し掛かっていればと願う。 山上新平 ─── 山上新平(やまがみ・しんぺい) 1984年生まれ。鎌倉市在住。 イイノ・メディアプロ退社後、写真家として活動。祖母、祖父の影響で写真をはじめる。 主な個展に、「0189」(社食堂|SUPPOSE DESIGN OFFICE・Youngtree Press/東京/2017)、「山上新平展」(思文閣/東京・京都/ 2019)、「Refined Black」(Laboratory △ll/東京/ 2019)、「The Disintegration Loops」(POETIC SCAPE/東京/ 2019)、「liminal (eyes)」(POETIC SCAPE/東京/ 2023・本屋青旗/福岡/ 2023・PURPLE/京都/ 2023・大佛次郎茶亭/鎌倉/ 2023)。写真集に、『Helix』(皆川明/ミナペルホネン/ 2022)、『liminal (eyes) YAMAGAMI』(bookshop M/ 2023)。 ─── 「見るまえに跳べ 日本の新進作家 vol.20」 会期:2023年10月27日(金)→2024年1月21日(日) 会場:東京都写真美術館(3F 展示室) 〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 営業時間:10:00 ~18:00 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)年末年始 https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4542.html
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笠井爾示: Stuttgart "SIGNED" (M label No.38)
¥5,500
本年度 日本写真協会 作家賞 受賞作品! http://www.psj.or.jp/psjaward/2023.html 笠井爾示 作品集「Stuttgart」M label No.38 作家サイン入り 写真:笠井爾示 文章:大平一枝 編集・造本設計:町口覚 デザイン:浅田農(MATCH and Company., Ltd.) 判型:縦255mm/横171mm 頁数:本文184頁 写真点数:135点 仕様:並製本函入り 発行:bookshop M ─── 2021年11月、世界最大級の写真フェア〈PARIS PHOTO〉で発表し、欧州の読者に好評をもって迎えられた本書は、笠井が思春期にあたる10歳から18歳までを過ごしたシュトゥットガルト(ドイツ南⻄部の国際都市)を、新型コロナウイルス感染症が世界を覆い尽くす前(2019年7月29日から8月9日までの12日間)に家族と訪れた際に、母・久子を撮影した135枚の写真で構成されています。 ─── 時系列どおりに135枚の写真を並べるとひとつの物語が成立していて。 これはもう入れ替えたり、いじったり、足したり引いたりできない。 こんな言い方が適切かわかりませんが、なにかに撮らされたような、不思議な感覚でした。 笠井爾示(写真家) ─── 以下、推薦文(敬称略・五十音順) ─── 写真をみているうちに、キズナという言葉がうかんだ。 それはいわゆる世間で言われているキズナとはまったく違う純粋で崇髙なキズナだ。 母と息子。 写された人と写した人という関係をつき抜けて、人間の尊厳へ向けたプロセスが美しくも儚い生命体として写真の中に現われている。 久子さん、爾示くん、スバラしい作品をありがとう! 石内 都(写真家) ─── 美しいな、 ただ、ただ、 美しいな……と、想う写真ばかりです。 河瀨直美(映画監督) ─── この写真は、間違いなく笠井爾示の最高傑作になるだろう! 笠井久子さんは、自分の身体を光影の中に放ち影なき心の光を放つ。 解き放たれた身体。それは人間の魂の理想の姿だ。久子さんの身体は神のものだ。 私達は神の似姿であるのだから、神のものであり、久子さんの形を示している。 何という奇跡なのだろうか。笠井爾示に嫉妬する。 その久子さんの発光する、精神、魂、身体の三位一体を、写してしまえたなんて笠井爾示は何と幸運な写真家なのだろう。 髙橋恭司(写真家) ─── 写真家は、撮る人であると同時に、撮らされる人でもある。 笠井爾示さんの新しい写真集を見て、これほど品を失わず、硬質なまなざしを保ったまま、撮る/撮らされる関係性を実現する人がいるのかと、深いため息が出た。 そして思い出の地で、母・久子さんとの共犯関係へと至る、私が知り得ない時間の途方もなさを想った。 写真は人生のすべてを撮ることはできなくても、こんなふうに人生のすべてを感じさせてしまうことがある。 そんなことを考えながら洗濯物をしまってリビングに戻ると、幼い娘がめずらしく真剣になにかを読んでいる。 おもしろいの。うん。はあちゃん、これすき。 背中越しにのぞくと、淡黄色のページをちいさな指がそっと撫でている。 そこには久子さんがいて、私たちはしばらくうっとりとその姿を眺めていた。 竹内万里子(写真批評家) ─── 文章を読む前に、ゆっくりとページをめくりながら写真集の中身を見た。 私はめくるたびに、その写真に驚かされ、魅了され、感動した。 久子さんは、なんて強い女性なのだと。 時々、あまりにも弱々しく薄れていく彼女の様子から、次のページでは彼女が死んでいるのではないかと恐れながらめくってみると、彼女の前向きな笑顔と、彼女の活き続ける意志に驚かされた。 この写真集を通して築かれている母と息子の信頼関係はとても印象的なものだ。 母の身体の解放感、そして「親失格」という言葉の切なさ。 母の健康状態を知らなかったという息子の告白の悲痛。 そして、コンパクトにして繊細なブックデザインはパーフェクトで、リズムの良いレイアウトに適切な重さと柔軟性を持ち合わせた紙の選び、そこにラッパスイセンへの美しいヒントにもなる黄色は暖かいトーンを付け加えている。 この写真集は久子さんの身体と同じく、本人が言うように「尊いし、愛すべき存在」なのだ。 チアゴ・ノゲイラ(モレイラ・サレス・インスティチュート コンテンポラリーフォトグラフィー部門 主任学芸員) ─── すべての関係が唯一無二のもので、 決して止まることのない時間の流れの中で、 二人の人間が交差し、放ちあった感情の形を、 実に素晴らしく写真というメディアで再現しているのではないかと感じた。 古屋誠一(写真家) ─── 母と息子、それぞれの記憶がシュトゥットガルトでさりげなく交差して、写真という名のもう一つの記憶が生まれた。 笠井さん、母と写真は永遠の恋人。 森山大道(写真家) ─── 個人的にはそれほど興味がないタイプの写真だが、笠井爾示の写真は並はずれたものだと言わざるを得ない。 非常な感受性を持って被写体にアプローチし、痛みと喜びの両方を示しながら被写体の事情を巧みに映し出している。 彼の写真に関しては、他の写真家、とりわけ石内都さんからの影響は無視できないが、彼の作品を本というフォーマットに置き換える試みとして、この写真集はとても素晴らしい。 判型は個人的な内容にフィットし、収納されている函も素晴らしいのだが、全体のブックデザイン、特に写真集の中身に引かれたイエローが微妙かつ一貫して、ストーリーが進むにつれてホワイトへと変わっていく色の使い方が何よりも素晴らしい。 ブラボー! ラモン・レベルテ(Editorial RM ディレクター) ─── 笠井爾示『Stuttgart』の関連記事や映像がアップされています。 2022年のベストセラー写真集3冊 【book obscura編】 https://imaonline.jp/articles/bookreview/20221231book-obscura/ 菊地成孔の写真選曲集11 笠井爾示『Stuttgart』にヴィクトル・ウルマン『弦楽四重奏曲第3番』 https://imaonline.jp/articles/editors_pick/20220704naruyoshi-kikuchi/ 飯沢耕太郎「artscape」レビュー https://artscape.jp/report/review/10174560_1735.html 「IMA ONLINE」インタビュー 笠井爾示(写真家)×町口覚(造本家)×野村佐紀子(写真家) 「同世代の写真家二人と造本家、30年の付き合いの中で育まれた本、そして関係性」 https://imaonline.jp/articles/interview/20220218kasai-machiguchi-nomura/ 笠井爾示『Stuttgart』インタビュー 『Photo & Culture, Tokyo』 https://photoandculture-tokyo.com/contents.php?i=149 笠井爾示『Stuttgart』レビュー YouTubeチャンネル『トモコスガ言葉なき対話』 30年ぶりに再訪したドイツで「母」を撮る https://www.youtube.com/watch?v=5ghY-5WkwnU ─── 笠井爾⽰(かさい・ちかし) 1970年⽣まれ、写真家。1996年初個展「Tokyo Dance」(タカ・イシイギャラリー)を開催。翌年、同名の初作品集『Tokyo Dance』(新潮社/1997)を出版。以降エディトリアル、CD ジャケットやグラビア写真集を⼿がけ、⾃⾝の作品集を多数出版。主な作品集に『Danse Double』(フォトプラネット/1997)、『波珠』(⻘幻舎/2001)、『KARTE』(Noyuk/2010)、『東京の恋⼈』(⽞光社/2017)、『となりの川上さん』(⽞光社/2017)、『七菜乃と湖』(リブロアルテ/2019)、『トーキョーダイアリー』(⽞光社/2019)、『BUTTER』(⽞光社/2019)、『⽺⽔にみる光』(リブロアルテ/2020)がある。
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山上新平: liminal (eyes) YAMAGAMI【スリーブケース:海】 "SIGNED" 送料無料
¥6,875
山上新平写真集「liminal (eyes) YAMAGAMI」 【スリーブケース:海】サイン入り ☆スリーブケース全2種:海/波 ☆本体は共通。 ☆商品のお届け時期:商品のご注文をいただき、お支払いが確認できましてから10日以内に発送いたします。 ─── 山上は常に闘い続けている男だ。 被写体へ、見る人へ、写真へのぶつかり稽古を止めようとしない。岡潔や小林秀雄、井上有一、谷川俊太郎、岡本太郎など 「孤独を味方にしながら破壊と創造」を繰り返した先人を道標に、不安定は健全なのだと写真道を生き切ろうとしている。 ― 幅允孝(ブックディレクター) 本書掲載「新しい眼差しを探して」より抜粋 ─── 2022 年11月、世界最大級の写真フェア〈PARIS PHOTO〉で発表し、欧州の読者に好評をもって迎えられた本書は、 山上の住処の鎌倉の海と波を捉えた64枚の写真で構成されています。 その写真群には、溢れるイメージと情報に溢れ、誰もが見ることに関して不感症になっている現代を覚醒させ、 リアルの中の抽象、抽象の内に現実があらわれる瞬間が集積されています。 山上新平の新しい眼差しで捉えた写真で構成された写真集『liminal (eyes) YAMAGAMI』を、ぜひともご高覧ください。 ─── 写真:山上新平 文章:幅允孝 編集・造本設計:町口覚 デザイン:浅田農、清水紗良(MATCH and Company., Ltd.) 判型:縦327mm /横242mm 頁数:本文88頁 写真点数:64点 仕様:並製本、スリーブケース入り 言語:日英表記 発行・発売:bookshop M ©2022 Shinpei Yamagami, bookshop M Co., Ltd. Book Design ©2022 MATCH and Company Co., Ltd. ─── 刊行記念展のご案内 会期:2023年 3月4日(土)→ 4月9日(日) 会場:POETIC SCAPE 〒153-0061 東京都目黒区中目黒 4-4-10 1F 営業時間:13:00 ~19:00(休廊日:月曜日/火曜日) https://www.poetic-scape.com/#top この刊行記念展は、 【福岡】本屋青旗:2023年6月10日(土)~ 25日(日) 【京都】PURPLE:2023年7月7日(金)~ 27日(木) 【鎌倉】旧大佛次郎茶亭(予定)へ巡回します。 ─── 刊行記念フェアのご案内 会期:2023年 3月4日(土)→ 16日(木) 会場:代官山 蔦屋書店 2号館1階 アートフロア 営業時間:9:00 ~22:00 ※年中無休 https://store.tsite.jp/daikanyama/event/ ─── 山上 新平(やまがみ・しんぺい) 1984年 神奈川県生まれ。イイノ・メディアプロ退社後、写真家として活動。主なグループ展に、『LUMIX MEETS BEYOND 2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS #3』(YellowKorner Paris Pompidou/パリ/ 2015、IMA gallery/東京/ 2016)、『Daikanyama photo fair 2017』(代官山ヒルサイドフォーラム/東京/ 2017)、『3daysEXHIBITION』(セゾンアートギャラリー/東 京/ 2017)。主な個展は、『0189』(社食堂|SUPPOSE DESIGN OFFICE/Youngtree Press /東京/ 2017)、『山上新平展』(思文閣/東京・京都/ 2019)、『The Disintegration Loops』(POETIC SCAPE/東京/ 2019)、『Refined black』(Laboratory △Ⅱ/東京/ 2019)。 2017年に『Daikanyama photo fair competition』にて奈良美智賞を受賞。 2022年には、デザイナーの皆川明(ミナペルホネン)発行による写真集『Helix』を出版。
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山上新平: liminal (eyes) YAMAGAMI【スリーブケース:波】 "SIGNED" 送料無料
¥6,875
山上新平写真集「liminal (eyes) YAMAGAMI」 【スリーブケース:波】サイン入り ☆スリーブケース全2種:海/波 ☆本体は共通。 ☆商品のお届け時期:商品のご注文をいただき、お支払いが確認できましてから10日以内に発送いたします。 ─── 山上は常に闘い続けている男だ。 被写体へ、見る人へ、写真へのぶつかり稽古を止めようとしない。岡潔や小林秀雄、井上有一、谷川俊太郎、岡本太郎など 「孤独を味方にしながら破壊と創造」を繰り返した先人を道標に、不安定は健全なのだと写真道を生き切ろうとしている。 ― 幅允孝(ブックディレクター) 本書掲載「新しい眼差しを探して」より抜粋 ─── 2022 年11月、世界最大級の写真フェア〈PARIS PHOTO〉で発表し、欧州の読者に好評をもって迎えられた本書は、 山上の住処の鎌倉の海と波を捉えた64枚の写真で構成されています。 その写真群には、溢れるイメージと情報に溢れ、誰もが見ることに関して不感症になっている現代を覚醒させ、 リアルの中の抽象、抽象の内に現実があらわれる瞬間が集積されています。 山上新平の新しい眼差しで捉えた写真で構成された写真集『liminal (eyes) YAMAGAMI』を、ぜひともご高覧ください。 ─── 写真:山上新平 文章:幅允孝 編集・造本設計:町口覚 デザイン:浅田農、清水紗良(MATCH and Company., Ltd.) 判型:縦327mm /横242mm 頁数:本文88頁 写真点数:64点 仕様:並製本、スリーブケース入り 言語:日英表記 発行・発売:bookshop M ©2022 Shinpei Yamagami, bookshop M Co., Ltd. Book Design ©2022 MATCH and Company Co., Ltd. ─── 刊行記念展のご案内 会期:2023年 3月4日(土)→ 4月9日(日) 会場:POETIC SCAPE 〒153-0061 東京都目黒区中目黒 4-4-10 1F 営業時間:13:00 ~19:00(休廊日:月曜日/火曜日) https://www.poetic-scape.com/#top この刊行記念展は、 【福岡】本屋青旗:2023年6月10日(土)~ 25日(日) 【京都】PURPLE:2023年7月7日(金)~ 27日(木) 【鎌倉】旧大佛次郎茶亭(予定)へ巡回します。 ─── 刊行記念フェアのご案内 会期:2023年 3月4日(土)→ 16日(木) 会場:代官山 蔦屋書店 2号館1階 アートフロア 営業時間:9:00 ~22:00 ※年中無休 https://store.tsite.jp/daikanyama/event/ ─── 山上 新平(やまがみ・しんぺい) 1984年 神奈川県生まれ。イイノ・メディアプロ退社後、写真家として活動。主なグループ展に、『LUMIX MEETS BEYOND 2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS #3』(YellowKorner Paris Pompidou/パリ/ 2015、IMA gallery/東京/ 2016)、『Daikanyama photo fair 2017』(代官山ヒルサイドフォーラム/東京/ 2017)、『3daysEXHIBITION』(セゾンアートギャラリー/東 京/ 2017)。主な個展は、『0189』(社食堂|SUPPOSE DESIGN OFFICE/Youngtree Press /東京/ 2017)、『山上新平展』(思文閣/東京・京都/ 2019)、『The Disintegration Loops』(POETIC SCAPE/東京/ 2019)、『Refined black』(Laboratory △Ⅱ/東京/ 2019)。 2017年に『Daikanyama photo fair competition』にて奈良美智賞を受賞。 2022年には、デザイナーの皆川明(ミナペルホネン)発行による写真集『Helix』を出版。
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森山大道: Daido Silk 【White】 "SIGNED" 送料無料
¥18,700
SOLD OUT
森山大道写真集「Daido Silk」【White】サイン入り 表紙全2種:黒(Black)/白(White) 各限定500部(エディションナンバー入り) ☆本文は共通。 ☆黒と白の絹の表紙にシルクスクリーン印刷されている著者の言葉が異なります。 ☆商品のお届け時期:商品のご注文をいただき、お支払いが確認できましてから10日以内に発送いたします。 「2B Channel」でとても丁寧に紹介していただきました。 https://www.youtube.com/watch?v=LOvXiJAM5Rg ありがとうございました。 ─── Silkscreen beats the Mona Lisa anytime! ─ Daido Moriyama ─── 2022年11月、世界最大級の写真フェア〈PARIS PHOTO〉で発表し、欧州の審美眼を持つ読者を驚愕させた本書は、これまで数多くの写真集を発表してきた森山大道が、初めて全ページの写真をシルクスクリーン印刷で実現、表紙の布装にも絹(黒と白の2種)を使用し、徹底的にシルクスクリーン印刷にこだわり抜いて造本設計されています。 森山大道の代表作の写真がシルクスクリーン印刷された写真集『Daido Silk』を、ぜひともご高覧ください。 ─── 写真・文章:森山大道 編集・造本設計:町口覚 デザイン:浅田農、清水紗良(MATCH and Company., Ltd.) 判型:縦254mm /横185mm 頁数:本文96頁 写真点数:45点 仕様:布装 PUR 無線綴じ上製本、スリーブケース入り 言語:日英表記 発行:森山大道写真財団 制作:BLD未来出版事業部 発売:bookshop M ©2022 Daido Moriyama Photo Foundation, BLD Future Publishing Division Book Design ©2022 MATCH and Company Co., Ltd. ─── 刊行記念フェアのご案内 会期:2023年 1月27日(金)→ 2月12日(日) 会場:代官山 蔦屋書店 2号館1階 アートフロア 営業時間:9:00 ~22:00 ※年中無休 フェア協力:森山大道写真財団/BLD未来出版事業部/マッチアンドカンパニー https://store.tsite.jp/daikanyama/event/art/31167-1634410114.html ─── 森山大道(もりやま・だいどう) 1938年大阪生まれ。岩宮武二、細江英公のアシスタントを経て1964年独立。写真雑誌などで作品を発表。1967年「にっぽん劇場」で日本写真批評家協会新人賞受賞。1968年から1970年にかけて写真同人誌「プロヴォーク」に参加。ハイコントラストや粗粒子画面の作風は“アレ・ブレ・ボケ”と評され、写真界に衝撃を与える。世界的評価も高く、2018年、フランス政府より芸術文化勲章「シュヴァリエ」が授与。2019年、ハッセルブラッド財団国際写真賞受賞。現在も世界各国で個展を開催するなど、精力的に活動を行っている。
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森山大道: Daido Silk 【Black】 "SIGNED" 送料無料
¥18,700
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森山大道写真集「Daido Silk」【Black】サイン入り 表紙全2種:黒(Black)/白(White) 各限定500部(エディションナンバー入り) ☆本文は共通。 ☆黒と白の絹の表紙にシルクスクリーン印刷されている著者の言葉が異なります。 ☆商品のお届け時期:配送のご依頼を受けてから10日以内に発送いたします。 「2B Channel」でとても丁寧に紹介していただきました。 https://www.youtube.com/watch?v=LOvXiJAM5Rg ありがとうございました。 ─── Silkscreen was second to none. ─ Daido Moriyama ─── 2022年11月、世界最大級の写真フェア〈PARIS PHOTO〉で発表し、欧州の審美眼を持つ読者を驚愕させた本書は、これまで数多くの写真集を発表してきた森山大道が、初めて全ページの写真をシルクスクリーン印刷で実現、表紙の布装にも絹(黒と白の2種)を使用し、徹底的にシルクスクリーン印刷にこだわり抜いて造本設計されています。 森山大道の代表作の写真がシルクスクリーン印刷された写真集『Daido Silk』を、ぜひともご高覧ください。 ─── 写真・文章:森山大道 編集・造本設計:町口覚 デザイン:浅田農、清水紗良(MATCH and Company., Ltd.) 判型:縦254mm /横185mm 頁数:本文96頁 写真点数:45点 仕様:布装 PUR 無線綴じ上製本、スリーブケース入り 言語:日英表記 発行:森山大道写真財団 制作:BLD未来出版事業部 発売:bookshop M ©2022 Daido Moriyama Photo Foundation, BLD Future Publishing Division Book Design ©2022 MATCH and Company Co., Ltd. ─── 刊行記念フェアのご案内 会期:2023年 1月27日(金)→ 2月12日(日) 会場:代官山 蔦屋書店 2号館1階 アートフロア 営業時間:9:00 ~22:00 ※年中無休 フェア協力:森山大道写真財団/BLD未来出版事業部/マッチアンドカンパニー https://store.tsite.jp/daikanyama/event/art/31167-1634410114.html ─── 森山大道(もりやま・だいどう) 1938年大阪生まれ。岩宮武二、細江英公のアシスタントを経て1964年独立。写真雑誌などで作品を発表。1967年「にっぽん劇場」で日本写真批評家協会新人賞受賞。1968年から1970年にかけて写真同人誌「プロヴォーク」に参加。ハイコントラストや粗粒子画面の作風は“アレ・ブレ・ボケ”と評され、写真界に衝撃を与える。世界的評価も高く、2018年、フランス政府より芸術文化勲章「シュヴァリエ」が授与。2019年、ハッセルブラッド財団国際写真賞受賞。現在も世界各国で個展を開催するなど、精力的に活動を行っている。
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魏子涵(ギ シカン/Wei Zihan): The Taste of Emotion "SIGNED" (M label No.40)
¥3,300
魏子涵 作品集「The Taste of Emotion」M label No.40 限定700部(サイン、エディションナンバー入り) 写真・言葉:魏子涵 編集・造本設計:町口覚 デザイン:浅田農(MATCH and Company., Ltd.) 判型:縦257mm/横182mm 頁数:本文32頁 写真点数:21点 仕様:並製本糸中綴じ 発行:bookshop M ─── キヤノンSタワー2階 キヤノンオープンギャラリー1で、2022年 2月25日から3月29日まで開催される、 魏子涵写真展「情動の匂い」に合わせ、魏子涵作品集『The Taste of Emotion』を刊行します。 キヤノンマーケティングジャパンが開催している写真家のオーディション、 第2回「SHINES(シャインズ)」に入選(町口覚 選)を果たした魏子涵は、今もっとも活躍が期待される新人作家の一人です。 ─── 私が動物を見ているとき、 その視線は動物の体を移動して回り、 見られる要素をすべて見つけようとして、 可愛い、怖い、と無意識に口に出してしまう。 私は動物を見ると、 様々な事物を感じ取って、 記憶の中の同じような事物を探し求め、 ふわふわのヤギと、はじめて食べたマシュマロを置き換えてしまう。 私の目で一行ずつスキャンした動物の情報をトランスコードして、 私の脳内に蓄積してからそれを放出するという行為が、 私の感情の欲求を満たすための特別なプロセスになった。 魏子涵 ─── 魏子涵(ギ シカン) 1994年中国山東省生まれ。武蔵野美術大学大学院写真コースを修了。 現在は東京藝術大学先端芸術表現科に在学中。 作品は主に、五感で体験できる写真を基軸として、関係性について多様な写真表現方法を探求する。 国内外のギャラリー、美術館で発表を続けている。 www.xibaow.com Instagram: xibaow 【受賞】 2021年 ・Aperture photo prize ファイナリスト 2020年 ・銀座奥野ビル306号室プロジェクト受賞(大西みつぐ 選) ・Reminders Photography Stronghold公募展「COVID-19パンデミック」ファイナリスト(後藤由美 選) ・武蔵野美術大学大学院修了展 小林のりお賞 受賞 2019年 ・清里フォトアートミュージアム 永久・購入コレクション ・第2回「SHINES」入選(町口覚 選) ・第21回写真「1_WALL」ファイナリスト 【個展】 2022年 「笑ってだけを言った」(銀座/予定) 「動物園を見て回るのはまじめなことだ」、「野毛山幻想2.0」東京藝術大学美術館(上野/予定) 「情動の匂い」キヤノンSタワー 2階 キヤノンオープンギャラリー 1(品川) 2021年 「情動酒や」東京藝術大学8x8展(取手) 「野毛山幻想」三影堂ギャラリー(中国) ─── 魏子涵 写真展「情動の匂い」 会期:2022年 2月25日(金)→ 3月29日(火) 会場:キヤノンSタワー 2階 キヤノンオープンギャラリー 1 〒108-0075 東京都港区港南 2-16-6 営業時間:10:00 ~17:30 休館日:日曜日・祝日 https://canon.jp/personal/experience/gallery/archive/shines-wei
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奥山由之: Ton! Tan! Pan! Don! "SIGNED" (M label No.39)
¥3,300
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奥山由之 写真集「Ton! Tan! Pan! Don!」M label No.39 作家サイン入り Photographs & Texts by Yoshiyuki Okuyama Designed by MATCH and Company Co., Ltd. Edit: Yohei Kawada 2021 / 32 page / 23 photographs 257mm×182mm / softcover Limited Edition. 700 Copies. ─── 久しぶりに“写真”が撮れた。 それはそれは嬉しかった。 “写真”とはこういうものだよな、と思った。 だから記念に、まとめることにした。 シンプルがいいじゃない。 二人の瞳と、そこに映る夕陽は、ああ、なんて綺麗なんだろう。 シンプルっていい。 トンッでタンッでパンッでドンッ! だ。 目が醒めて、僕は気がついた。 この十数年で、あまりにも多くの写真を撮りすぎてしまった。 いつからこんなにも頭でっかちになったのだろう、と悔しくてならない。 シンプルができない。 創作も生活も、シンプルができない。 ああ、どうしてしまったのだろう。 でも、きっと大丈夫。 僕にだって大好きな人がいるし、だからこそ幸せな瞬間がある。 それだけはシンプルだ。 “トンッでタンッでパッ!” あたりまではきているはずだ。 いい調子だ。 いい風が吹いている。 さあ、張り切っていこう! トンッ! 奥山由之 ─── 奥山由之(おくやま・よしゆき) 1991年、東京生まれ。2011年『Girl』で第34回写真新世紀優秀賞受賞。2016年には『BACON ICE CREAM』で第47回講談社出版文化賞写真賞受賞。著作はほかに『flowers』『As the Call, So the Echo』『君の住む街』『POCARI SWEAT』『Los Angeles / San Francisco』『The Good Side』などがある。 おもな個展は「Girl」Raum1F(2012年)、「BACON ICE CREAM」パルコミュージアム、「THE NEW STORY」POST(ともに2016年)、「Your Choice Knows Your Right」REDOKURO、「君の住む街」表参道ヒルズ スペースオー、「As the Call, So the Echo」Gallery 916(以上、2017年)、「白い光」キヤノンギャラリーS(2019年)、「flowers」PARCO MUSEUM TOKYO(2020年)など。 近年では、TVCM・MVなどの監督業も精力的に行なっている。
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酒航太: ZOO ANIMALS "SIGNED" (M label No.37)
¥3,300
酒航太 写真集「ZOO ANIMALS」M label No.37 作家サイン入り Photographs & Texts by Kota Sake Designed by MATCH and Company Co., Ltd. Edit: Yohei Kawada 2021 / 32 page / 24 photographs 257mm×182mm / softcover Limited Edition. 700 Copies. ─── 動物園にいる動物たちはアフリカの草原で生け捕りされ、 私たちの目の前にいるわけではない。 多くは動物園で生まれ育ち、外の世界を知らずに一生を終える。 幸か不幸か、 ここにいる動物たちはこの特殊な環境に選ばれた者たちである。 人工的な空間で寝起きする。食料は決められた時間に与えられる。 体調が悪いものには医者がついている。 そして、いつも人に見られている。 暗室の赤電球の下、 現像液の中でゆらゆらと浮かび上がってくる動物たちは、 何も言わずにただ佇んでいる。 僕はこの沈黙に、 自分自身の存在の深淵を覗いてしまったような気がした。 酒航太 ─── 酒航太(さけ・こうた) 1973年、東京都武蔵野市出身。1998年、San Francisco Art Institute卒業。国内外の個展、グループ展にて写真作品を発表。2014年より、新井薬師前にてギャラリー/バー「スタジオ35分」のオーナーを務める。
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吉川然: Water. (M label No.36)
¥3,300
吉川然 写真集「Water.」M label No.36 Photographs & Texts by Zen Yoshikawa Designed by MATCH and Company Co., Ltd. Edit: Yohei Kawada 2021 / 32 page / 37 photographs 257mm×182mm / softcover Limited Edition. 700 Copies. ─── 君のおかげで今までずいぶんと大変な目にあってきたが、せっかく君にあてて初めて書く手紙だ。あまり恨み言は書かぬことにしよう。君のおかげで散々な目にあってきたとは言え、それだけじゃなかったし、君がいなければ考えられなかったこと、君がいなければ体験できなかったこと、君に助けられたことも何度もある。 君とは他の誰よりも長い時間、誰よりも近くで一緒に過ごしてきた。多分、この関係は一生続くのだろう。だからきっと、誰よりも、ひょっとしたら僕よりも君が、僕を、知っている。僕にとって一番の理解者が、僕にとって一番の天敵とは皮肉なものだ。 君もきっと僕の体を蝕むなんて不本意なんだろう? だって君もこの体の住人じゃないか。それともこれも僕のためにあえてしていることかい? 君はこの写真集を見てどう思った? 僕は君と話したいことが山ほどある。君なんていなければと幾度も思ったし、今でも君のことが嫌いだ。でも君がいるのはなんというか、うまく言えないけど、とても特別なことだと思うんだ。もはや愛着すらある。君と話したい。 できれば返事をくれ、すぐじゃなくていい。何十年後でも、なんなら僕が死んだあとでもいい。できればでいいから返事がほしい。 それじゃ、また。 吉川然 ─── 吉川然(よしかわ・ぜん) 2002年生まれ。京都市在住。写真家の父親からの影響を受け、小学生のころから写真を撮りはじめる。吉田省念『空前のサミット』や奇妙礼太郎『more music』など、ミュージシャンのアルバムジャケットにアートワークを提供。
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川田喜久治: 20 (M label No.35)
¥3,300
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川田喜久治 写真集「20」M label No.35 作家サイン入り Photographs & Texts by Kikuji Kawada Designed by MATCH and Company Co., Ltd. Edit: Yohei Kawada 2021 / 32 page / 30 photographs 257mm×182mm / softcover Limited Edition. 700 Copies.
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岩根愛: A New River "SIGNED" (M label No.34)
¥3,300
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岩根愛 写真集「A New River」M label No.34 作家サイン入り Photographs & Texts by Ai Iwane Designed by MATCH and Company Co., Ltd. 2020 / 32 page / 31 photographs 257mm×182mm / softcover Limited Edition. 700 Copies.
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石井靖久: A Sea of Cells, A Forest of Nerves "SIGNED" (M label No.33)
¥3,300
石井靖久 写真集「A Sea of Cells, A Forest of Nerves 」M label No.33 作家サイン入り Photographs by Yasuhisa Ishii Designed by MATCH and Company Co., Ltd. 2019 / 24 page / 22 photographs 257mm×182mm / softcover Limited Edition. 700 Copies.
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長島有里枝: 5 Comes After 6 (M label No.32)
¥3,300
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長島有里枝 写真集「5 Comes After 6」M label No.32 作家サイン入り Photographs & Texts by Yurie Nagashima Designed by MATCH and Company Co., Ltd. 2014 / 24 page / 23 photographs 257mm×182mm / softcover Limited Edition. 700 Copies.