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松岡正剛: Birds (M label No.49)

¥3,300 税込

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松岡正剛作品集 「Birds」 M label No.49
鳥・言葉:松岡正剛 
編集・造本設計:町口覚
デザイン:清水紗良(MATCH and Company., Ltd.)

⭐︎日本語小冊子入り

判型:縦 168mm/横 237mm
頁数:本文32頁 
作品点数:31羽
仕様:並製本糸中綴じ
発行:bookshop M

───

2025年8月12日

松岡正剛の一周忌にあたるこの日、
その線と気配を、そっと世に送り出します。

───

結局、鳥というものも「ここ」(here)と
「むこう」(there)をつなぐ媒介者だったのです。

─松岡正剛

───

その思索の奥底にはいつも、「かたち」と「余白」への深いまなざしがありました。
文字、図像、構造、言葉になる以前の気配。
正剛さんが最後まで手放さなかったのは“見る”という行為そのものでした。

『千夜千冊エディション』(角川ソフィア文庫)全30タイトルの造本設計を通して、正剛さんと何度も言葉を交わしたぼくは、
編集という営みの奥行きと愉しさを、毎度その態度から教えてもらった気がしています。

その正剛さんがこの世を去ったあと、右腕として長年そばにいた編集者の方から、静かに一冊のファイルを見せていただきました。
そこには、半紙に墨で描かれた31羽のドローイングが言葉もなく静かに収められていました。
ただ「鳥」という一文字のかたちをめぐる──淡く、揺れながら、にじみ、すっと消えるようでも時に力強く跳ねる線──。
誰に語ることもなく、日々の余白に描かれていたそれらは、
まるでエチュード(練習曲)のように、繰り返され、重ねられていました。
書でもなく、絵でもなく、しかしたしかに──思索のかたちを帯びた“鳥”たち。

本書は、正剛さんが密かに描いていたその断片を一冊にまとめたものです。
文字が意味になる以前の、その輪郭を見つめるような行為。
静けさの中に宿る、言葉を超えた声。

どうぞご高覧ください。

bookshpo M
発行人/造本家 町口覚

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